Shirt / Stand collar - 台衿付きシャツ(半袖)

Introduction 導入

シャツはもともとジャケットの下に着る肌着です。その為、ドレスシャツには胸ポケットのないものが多くあります。現代では上着としてシャツを着ることも多くあり、さまざまな胸ポケット仕様があります。

パッケージ内容

【型紙】Shirt / Mens #01 / シャツ / 台衿付き カラー(半袖 / 裾スクエア / 前立て別)

  • パターンパーツ数: 7
  • 簡易縫製仕様書


【各サイズ寸法】

Size (cm) S M L 2L 3L 4L 5L 6L
首周り 40 42 44 46 48 50 52 54
肩 幅 45 47 49 51 53 55 57 59
胸回り 104 112 118 124 128 132 138 146
胴回り 98 106 112 118 122 128 134 142
裾回り 106 114 120 126 139 134 140 148
半袖丈 24 25 26 27 28 29 30 31
半袖口 34 35 36 37 38 42 44 46
着 丈 68 70 72 74 76 78 80 82

必要なツール

  • ミシン
  • ロックミシン
  • アイロン・プレス台
  • 検針機

本記事に使用されている各ツールは下記より参照できます。
Sewing Tools / 道具と材料

Sewing Guides 作り方

0. パターンチェック

パターンは、【型紙】Shirt / Mens #01 / シャツ / 台衿付き カラー(半袖 / 裾スクエア / 前立て別)を使用しています。
全てのパターンパーツが揃っているかを確認します。目打ちを使いながら、各パーツの縫い合わせる箇所を確認していきます。


1-1. 裁断・印つけ

生地にパターンを配置し、重石で固定します。
ノミでノッチを入れていきます。
前立ては接着芯を貼るため、長めに裁断しておきます。
チャコペーパーと目打ちで印つけを行います。


1-2. 衿の裁断・印つけ

衿も同様に生地にパターンを配置し、重石で固定、ノミでノッチをいれ、ロータリーカッターで裁断。


1-3. 芯貼り

接着芯の上にパターンを配置し、ロータリーカッターで裁断。
生地と接着芯を重ね合わせ、アイロンで丁寧に軽くプレス。


2. 前立て / ポケットつけ

左前立て押さえステッチのあとつづけてポケットつけを行う。


3. 後ろ身頃ヨーク付け

身頃+ヨーク。荒ミシンで仮止めした後、表ヨークと合わせて縫う。
表ヨークのみコバステッチ。


4. 前肩ヨークつけ

後ろ身頃と、前身頃を中表にし、ヨーク仮止め。裏ヨークを合わせて縫う。
アイロンで整えてコバステッチ


5. 前・後ろ裾上げアイロン 前スリット部分ロック

ゲージを使ってアイロンで折り目をつける。
左右前身頃のスリット部分にロックをかける。


6. 衿づくり

羽衿を中表にし外回りを9mmで縫う。
衿先の縫い代をカットし表に返す。
衿端を割りアイロンをかける。
形を整えてアイロンをかけ、周りをコパステッチ。
羽衿と台衿中表で仮止め。
羽衿(裏)と台衿を合わせて9mmで縫う。
アイロンで形を整える。


7. 衿付け

身頃の裏と台衿を合わせて9mmで縫う。
アイロンで縫い代を整える。
台衿の縫い代を入れ込む。
段付き押さえ1.5mmで周りをステッチ。


8. 袖付け

袖口をアイロンで折る。
身頃と袖、中表で縫い、ロックをかける。
アイロンで縫い代を整える。


9. 脇縫い・袖口ステッチ

中表にして、袖からスリット止まりまで縫う。
ロックをかけ、アイロンで縫い代を後ろに倒す。
スリット部分三つ折りにしてコバステッチ。
袖口コバステッチ。


10. ボタンホールあけ

左右前立ての長さを確認後、印付け。
ボタンホールをあけていく。


11. ボタン付け

4本どりで、ボタンをつけていく。
ボタンと生地の間2~3回まき、足をつける。


12. 検品

衿の大きさや角度が左右対称になっているか、前立ての長さ、身巾等左右対称になっているか確認。
上がり寸法の確認 首回りはCF~CFまで衿付け線を測る。
肩幅はSP~BNP~SPを測る。(誤差±0.5cm程度)
糸始末がきちんとされているかもチェック。


13. 検針

針が混入していないか検針機を使って確認。


14. プレス・梱包

プレスは衿や袖の小さいパーツからアイロンをかける。
裏面からアイロンを当て、しわにならないようにたたんで梱包。


14. 完成